
セックスレスに悩む和香(わか)。 和香のことは愛しているが抱けない夫・崇人(たかと)。 和香の親友のみなみは夫の冬夜(とうや)を男として見られなくなり、冬夜はみなみを抱けないことに胸を焦がし、自信を失っていた。 それぞれの悩みが歪(ひずみ)を生み、いつしか複雑に絡み合うように——。 「心と体は引き離せる?」その答えを知る頃には、四人は後戻りできないところまできていた。

私の目の前には、五人の見目麗しき王子様がいる。 五人とも、私の婚約者候補だ。 『あの方』と瓜二つの顔をしたルイ王子。 『あの方』とまったく同じ声で話すピエール王子。 『あの方』と同じく動物に愛されるクルト王子。 『あの方』と同じ剣術を修めるフレデリコ王子。 『あの方』とはどこも似ていないディートリント王子……。 転生してきた魔女である私は、この五人の中から、前世でも愛し合ったあの方――『最愛の王子』を見つけ出し、婚約相手に選ばなければならない。 一目見ただけでは、どの王子に転生したか全くわからないけど……。 でも、私は余裕綽々だった。 私が前世で愛したあの王子様を間違えるはずがない。必ず見分けてみせる。……そう考えていたのだが、アピールしてくる五人の王子はそれぞれに絢爛豪華な魅力を持ち、前世同様の優しさを私に向けてくる。 そ、そんなにグイグイ来られると、見分けられるものも、わからなくなってくるじゃない! ……一体、誰が私の『最愛の王子』なの!? こんなはずじゃなかったのに!?

「──私は、ただ生き延びたいだけなのに!」 ごく普通の女子大生・相馬五月はある日、蔵に眠る巻物を開いたことで平安時代にタイムスリップしてしまう。 よりによって「我こそ本物の天皇だ!」と朝廷に反乱を起こした大悪人・平将門の娘に転生する形で! しかも、彼女が処刑されんとするタイミングで! 『中の人』は違うと訴えるも信じてもらえず、万事休すかと思ったそのとき、五月の秘密に気づいた若き天才陰陽師・安倍晴明が、朝廷に進言して五月の身柄を保護することになる。 そして、悪女扱いされたからには自分も陰陽師になるしか生き延びる道はないと決心した五月は、晴明に弟子入りを申し込むのだった。 クールで美形な師匠の愛の鞭を受け、日夜修行に勤しむ五月。 しかし、五月に興味を持った褐色系ワイルド男子な天狗の物の怪・イタカに度々言い寄られたり、本物の『将門の娘』が追ってきたりとトラブル続出! どうなる五月の平安生活!?

学生時代からの交際を実らせ、最愛の夫と息子と家族3人で幸せな結婚生活を送っていたみのり(31)。 そんな平穏な日々は、みのりが夫・勇大のスマホを盗み見たことで、音を立てて崩れ去る……。 夫の不倫現場を突き止めたみのりは、そこで勇大が見知らぬ女性と高校生の息子と3人家族のように食卓を囲む光景を目撃する。「あの家庭は、何──?」 夫の長年にわたる裏切りを知ったみのりは、勇大が大切にする“もう1つの家庭”を壊すために、壮絶な復讐計画を立て始める──。
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